みかんを始め柑橘類に豊富に含まれるビタミンCは、風邪の予防に効果があることはよく知られています。
驚くことに、風邪をひく動物は体内でビタミンCを作り出せない人間とチンパンジーとモルモットだけ。
それほど風邪予防にビタミンCは重要だと言うことですね。
風邪をひきやすい冬、つまり「こたつ」の季節に、 みかんを食べるのは理にかなっています。
みかんを始め柑橘類に豊富に含まれるビタミンCは、風邪の予防に効果があることはよく知られています。
驚くことに、風邪をひく動物は体内でビタミンCを作り出せない人間とチンパンジーとモルモットだけ。
それほど風邪予防にビタミンCは重要だと言うことですね。
風邪をひきやすい冬、つまり「こたつ」の季節に、 みかんを食べるのは理にかなっています。
冬と言えば「こたつ」に「みかん」・・・。
日本の冬に昔から当たり前の様にあったみかんですが、
実は、立派な「スゴ食」なんです。
“こたつとみかんのイイ関係”なぜこたつで「みかん」なのか?
●失われた水分を補給できる
比較的果物は含有水分が多い事で知られていますが、その中でもみかんは約85%〜90%という、脅威の水分量を誇っています。こたつに入ると熱で徐々に奪われる水分も、みかんを食べることによって補うことができます。
●便秘解消に効果有り
みかんには「ペクチン」などの腸を整える食物繊維が豊富に含まれています。それは、みかんの実だけではなく、袋や白いすじに特に多く含まれており、便秘に効果的と言われています。こたつは下半身を集中的に温めるので、腸内もカラカラになって便秘になりやすいので、みかんは袋や白いすじも一緒に食べるのがいいですね。
●手間抜き果実
冬のみかんは安価で手に入りやすく、しかも常温で2〜3週間持つので、こたつの上に常備できます。他の果物なら包丁を使って皮を剥き、後始末も必要ですがみかんは手もさほど汚さず皮を剥いてすぐ食べられ、そのままゴミ箱へポイ。こたつの上で全てが完結します。ワンダフル!
冬のこたつでいくらでも食べられそうなみかんですが、食べ過ぎると糖分の取り過ぎになります。 みかん2個で大人のビタミンC摂取量の1日分摂取することができるので、1日2〜3個をめどに、できれば白い筋も一緒に食べましょう。
柑橘類は果物のなかでも抗酸化物質を非常に多く含みアンチエイジングやガンの予防にもつながります。 また、白いすじや薄皮に多く含まれる「ヘスペリジン」は、ポリフェノールの一種で、
・毛細血管の強化
・血中コレステロール値を改善する
・発ガンを抑制する
などの効果があります。
年を重ねると現れてくるシミやシワ。これは、毛細血管の減少が原因とされています。
「ヘスペリジン」には、毛細血管を強化して、減少を防いでくれる効果が。
ミカンを食べるときは白いすじや薄皮も一緒に食べましょう。
@漢方薬
みかんの皮を1週間以上陰干しをしてカラカラにすると、「陳皮(ちんぴ)」と呼ばれる漢方薬です
手ぬぐいなどに包んでお風呂に浮かべるとビタミンAやCの有効成分が、体を温め風邪の予防や冷え性、リュウマチに効果あり。
A消臭効果
陰干しした柑橘類の皮を巾着に入れてこたつの中や靴箱など匂いの気になる場所に置いておくと匂いが消えます。また、電子レンジに入れて1分チンすると、電子レンジの中の匂いが消えます。
B洗剤として活用
柑橘類の果皮の表面に見えるブツブツは、「油胞」といって、中に柑橘類独特の香り成分である「リモネン(Limonene)」という精油成分(エッセンシャルオイル)を豊富に含んでおり、それらの成分には汚れを落す、つやを出す、においを取るなどのスゴイ効果があります。
柑橘類の皮でこすると、テーブルについてしまった油性ペンや、冷蔵庫の取っ手についてしまった手垢などが、みるみるキレイに!
また、柑橘類の皮を煮た煮汁は、ざるでこしてスプレー容器に入れれば、天然由来の洗剤に。赤ちゃんがいるご家庭でも安心して床の拭き掃除などに使えますね。