旬の食材は、そうでないときに比べ香りやうまみが豊富なので、味が濃く感じられます。そのため、少ない調味料でもおいしく味わうことができ、塩分や糖分などのとりすぎを抑えるのに役立ちます。
旬の食材は、そうでないときに比べ栄養価が高くなっています。
旬でないときの食材は、ハウス栽培されたり、遠方から輸送されたりとコストがかかるので、季節はずれのお野菜は、ちょっとお値段高めだったりしますよね。一方、季節の食材は自然の力が大きく、必要以上の手間がかからないため、安く販売されています。
美味しくて身体に良くて安い!旬食材は言うことなしですよね!
トマト
ビタミン豊富なトマトには、免疫力を高める抗酸化作用のあるリコピン、肌荒れや老化を防ぐベータカロチンがたっぷり。カロチン、ビタミンC、ビタミンEが美容に良いんです。
きゅうり
年中食卓の定番でもあるきゅうり。ここ数年は若干お値段も上がってきたように思いますが、キュウリも夏野菜の代表選手ですよね。渇きを潤し、体温を下げ 、尿の排出を促すカリウムはむくみを解消。体内の水分を調整してくれるんです。アルコール代謝を促進する働きがあるので、夏バテ予防だけでなく、二日酔いにもお勧めです。
オクラ - 疲労回復で夏バテ解消
切り口が可愛い星形をしたオクラも、夏を感じさせてくれるお野菜のひとつ。独特のぬめりの成分はガラクタンやアラバン、ペクチンという「食物繊維」です。これらの成分には、整腸作用があり、コレステロールを低下させる、血糖値の上昇を抑えるなどの効果があります。その他にも、オクラはカルシウム・鉄・カロチン・ビタミンCなどを多く含み、栄養価も高いので、夏バテ予防としても適した食材です。
レタス
こちらもキュウリと並んで食卓の定番となっていますが、実は夏野菜なんですね。レタスは、成分の95%が水分ですが、カロチン、ビタミンC・E・カリウムなど、活性酸素を抑制する栄養素も豊富に含んでいます。
パプリカ
カラフルで食欲をそそる外見をしたパプリカは、お料理を華やかにしてくれます。甘みが強いのが特徴で、栄養価は、緑ピーマンよりも上。また、カプサンチンは、トマトなどに含まれるリコピンを上回る抗酸化作用があります。
ゴーヤ
苦みが特徴のゴーヤ。ビタミンCは、キャベツの約2倍、トマトの約5倍といわれており、「モモルデシン」という苦味成分が、胃を刺激し、食欲増進させる作用があります。
モロヘイヤ
βカロチンがホウレンソウの4〜6倍、更に、カルシウムは9倍といわれており、免疫の活性化、疲労回復の強い味方です。
現代ではエアコンがしっかり効いている環境が多々あり、体を冷やしすぎる傾向にあります。 キンキンに冷えたオフィスで長時間仕事をしている時に、体を冷やす食材を食べてはかえって身体によくありません。 さらに、冷えきった体は体温を維持しようとエネルギーの代謝を衰えさせるため、痩せにくい体質になってしまいます。これが冷えによる夏太りの原因です。 そこで、栄養豊富な夏野菜を上手に活用して、体を適度に冷やしたり温めたりする工夫をしてみましょう。 ピーマン - カプサイシンで体を温める ダイエット効果のある辛味成分「カプサイシン」が含まれ、体温を高めて新陳代謝を良くする。ピーマンに含まれる「ビタミンP」は、「ビタミンC」の酸化を防いで加熱しても壊れにくくする作用があるため、吸収を助けてくれる。抵抗力をつけ、疲労回復の効果がある。 大葉(しそ) - 薬味として活用したい 「カロチン」が豊富に含まれている。「αリノレン酸」という必須脂肪酸が含まれており、体内でEPA、DHAに作り変えられるのが特徴。コレステロールを下げる効果がある。シソに含まれる「ロズマリン酸」は、摂取した炭水化物が麦芽糖からブドウ糖に変化するのを抑制し、身体の外に排出する働きがある。血糖値の上昇を抑制できるため、ダイエットにも効果があると言われている。 |
なす 400g ピーマン・赤ピーマン 各2個 白いりゴマ 小さじ1/2 |
味噌大さじ 2と1/2 だし 80cc 酒・砂糖 油 |
ピーマンは一口大の乱切りにする
@だし、みそ、さけ、砂糖をあわせて調味液を作る
Aフライパンに油を熱し、なすを入れて炒め、なすが透き通ってきたらピーマンを加えて2〜3分炒める。ほぼ熱が通ったら@を加えて煮からめる。
B器に盛ってゴマを散らす。
オクラ1パック 卵2個 |
ごま油 塩こしょう |
A@にとき卵を一度に加えて手早く大きくかき混ぜ、半熟状態になったら火を止める。味を見て、塩で味を調える。
カレールー 1箱 玉ねぎ 2個 人参 1本 なす 3本 アスパラ 4本 |
ピーマン 3個 トマト大 2個 豚肉 100g 水 1L |
なすを輪切りにして水にさらしアクを抜く。
ピーマンは種をとり縦四つ割に切ったら、横方向に半分に切る。
トマトは皮付きのまま櫛形切りにする。
アスパラは真ん中で2つに切りフライパンで焼いておく。
@油を入れてフライパンを熱し、玉ねぎが透明になるまでよく炒める。豚肉、人参、なす、ピーマンを加えて炒める。
A全体に油がいきわたったら水を入れて15分ほど煮る。アクが出てきたらアクをすくいとる。
Bいったん火を止めてルウを割りいれてよく溶かす。
C弱火で煮て温度が上がったところでトマトを加える。トマトの皮は、そのまま一緒に食べられる。
Dごはんの上に焼いたアスパラを乗せて、ルーをかける。